主要設備

ホッパー・シュート

写真はホッパ・シュート・サイロあるいはタンクなどと呼ばれ、角錐や円錐他の形をしているものがほとんどです。
用途は食品、化学、医薬品、化粧品と様々な分野で使用され、サイズも大きなものから小さなものまで承っております。金属ではなく用途に合ったプラスチックを利用することにより、 軽量化・安全性(食品を扱うことから)・耐薬品性(使用場所・用途により)が優れたものが製作できます。
ホッパは処理物、搬送物を入れる容器の役目、シュートは単純に処理物を滑らせて運ぶことが目的サイロやタンクはより貯蔵する意味合いが強い場合の名称となります。
ホッパの役目として大量に処理物を投入でき、排出は少なくし次のフィーダーあるいはコンベア等への処理を可能とします。
ホッパへ投入した物は、基本的には自然に落下させるので、壁の角度は勾配が小さい方が滑りが良く最もよいですが、壁の角度の勾配が小さければ小さいほど高さが必要で排出口もなかなか小さくできません。
また基本的に硬い塊は転がりやすく、勾配角度は緩やかで良いのですが、水分を含んだ粉体等や比重が軽く滑りにくい物は、角度を大きく取ります。それでも下に落ちない場合やたまる場合は、バイブレータ、ノッカー等を取付ける。もしくはエアーを入れるなどの対策があります。
ホッパは形状・壁の角度・内張り等十分検討した上で導入した後でもトラブルはありますが、金属製品と違いプラスチック製品は(ここでは塩化ビニルやポリプロピレン)再加工性が高い為、微調整や修理補修のコスト面でも非常に有効です。